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信用スコア(クレジットスコア)

今注目の信用スコア(クレジットスコア)についての記事一覧ページです。
初めての方は、まずは、「信用スコアとは?信用スコアの仕組みやメリット、利用データについて」という記事からご覧いただけると、理解が深まります。

オンライン取引の信用証明書「MyRate」の仕組みと今後の可能性

メルカリやスペースマーケット、ミンネなどオンラインにおけるC2C取引は、近年急増しており、今後もさらに伸びていくことが予想されている。 顔も見たこともないような人とオンラインで取引をするとなった時、あなたはどのようにその相手を信用するだろうか…

ヤフースコアはなぜ炎上したのか?求められるデータ個人主権の考え方

ヤフーによる独自のスコア「Yahoo!スコア(ヤフースコア)」の外部提供開始のプレスリリースを受けて、一部の有識者やメディアから批判的なコメントが相次ぎ、炎上騒ぎにまで発展した。 なぜ今回の炎上は起きてしまったのか? 実際に問題となったのはどのよ…

中国信用調査機関のハブ「百行征信(バイハンクレジット)」、唯一認可を得た企業の正体とは?

中国の信用スコアといえば、アリババ系列の「芝麻信用」が有名だ。 しかし、中国人民銀行が信用調査業務のライセンスを公布した唯一の企業は、その芝麻信用ではなく、「百行征信(バイハンクレジット / 略称:信聯)」という企業である。 百行征信(信聯)と…

Jスコア「情報銀行」認定取得へ 信用スコア関連企業として初の事例となるか

日経新聞の報道によると、ソフトバンクとみずほ銀行の合弁会社で信用スコアサービスを提供するJ.Score(Jスコア)が、情報銀行認定取得に向けて動いていくことが分かった1。 信用スコア提供事業者で情報銀行取得への動きが明らかになったのは、Jスコアが初の…

信用スコアの本質は、インセンティブ設計と信用のプラットフォームにある

「信用スコア」は魔法の言葉のように使われることも多々ある。 「ビッグデータを活用して信用をスコアリングする」という仕組みは、たしかに先進的で魅力的に映る。 ただ、その本質は何かと考えたときに、信用のスコアリングそのものに注目が集まりすぎてい…

【おすすめ本】これからの「信用」について考えるための書籍5選

「信用」は2019年、ホットなテーマとなりそうだ。 ドコモ・ヤフー・LINEといった大手企業の信用スコア市場への参入、シェアリングエコノミーに代表される新たな取引形態の普及もその流れを後押ししている。 本記事では、そんな「信用」について学ぶ上で、お…

スウェーデン発「後払い」提供のユニコーン「Klarna」の仕組み

ECサイトや店舗でお支払いをする際に「後払い」のオプションがあったら、あなたは利用するだろうか? 日本では、「GMO後払い」や「NP後払い」がECサイト上では普及してきているため、目にしたことのある人も多いだろう。 世界に目を向けると、日本以上に「後…

インド決済アプリ「Paytm」で信用スコアチェックが可能に 後払いへの利用

インドのモバイル決済最大手の「Paytm」が、アプリ内での信用スコアチェック機能を発表した。 モバイル決済にはじまり、ECモール、保険、資産運用とビジネス領域を拡大している Paytm にとって、これはどのような意味を持つのだろうか? 本記事では、実際に …

米国低所得者層向けの融資プラットフォーム「Aura」の LaaS モデル

米国では、パーソナルローンや住宅ローンを申請すると、FICOスコアと呼ばれる信用スコアを元に与信審査が行われる。 しかし、FICOスコアの算出には、最低6ヶ月のクレジットヒストリーが必要となるため、約4500万人の米国民がスコアを保有できていない。 そし…

DeFi Meetup #2 DeFi(分散型金融)の信用担保のあるべき姿とは?

昨日、ブロックチェーンの聖地こと HashHub にて DeFi Meetup #2 に参加してきた。 テーマは「DeFi Lending」。20人弱の参加者が弧を描くようにして座り、全員参加型で進めていくスタイルであったため、議論が活性化し非常に面白かった。 終始興味深い議論で…

信用スコアの未来は監視社会やディストピアなのか?

信用スコアの行き着く先には、どのような未来があるのだろうか? ジョージ・オーウェル『一九八四年』の描く監視社会のようなディストピアが待っているのだろうか? 中国の社会信用システムでは、その片鱗が感じられるニュースも出てきている。また、ブラッ…

インド「SHUBH Loans」の信用スコアとインド市場ならでは特徴的な機能

インドでは、スタートアップによる信用スコアレンディングが盛り上がりをみせている。 本記事では、先日ご紹介した「CreditVidya」に続いて、同じ領域でサービス展開をする「SHUBH Loans(シュブローンズ)」について解説していく。 SHUBH Loans は、日本か…

J.Score(Jスコア)が20代限定の利息全額キャッシュバックキャンペーンを開始

ソフトバンクとみずほ銀行による合弁会社である「J.Score(Jスコア)」は、20代の生活者限定で利息が全額キャッシュバックとなるキャンペーンを発表した。 J.Score(Jスコア)は、「若者の夢や自己実現をサポート」するというビジョンを持ったサービスであり…

インドで分割後払いを可能にするZestMoneyの仕組みとCaaS展開

インドのEC市場は、Flipkart と Amazon の二強体制であるが、その両サービスで後払いソリューションを提供しているサービスがある。 それが「ZestMoney(ゼストマネー)」だ。 ZestMoney では、独自の信用スコアリングにより既存の信用スコアを保有しない人…

「信用スコアのインフレ」、経済成長でインフレ化する米国クレジットスコアの課題

米国で、「信用スコアインフレ」への懸念が指摘されはじめている。 米国で9割以上のシェアを占める「FICOスコア」の平均値は、ここ10年で10ポイント以上上昇しているのだ。 これが「信用力の高まり」を表すのであれば問題ない。ただ、これが「信用力の過大評…

インドの新興信用スコア「CreditVidya」の仕組み。既存スコア対象外の78%の国民へ

インドでは、4つの信用情報機関(CIC)が信用スコアを提供している。 しかし、信用情報機関のスコアリングにはクレジットヒストリーが必要という制約があるため、信用情報機関のスコアでカバーできるのはインド全国民の22%のみであるという。 そこで、クレ…

インドの信用スコア事情 インド準備銀行が認定する4つの信用情報会社

インドの信用スコア事情について知りたいと思ったときに、日本語の記事はほとんど出回っていないため、困っている方も多いだろう。 インドでは、インドの中央銀行であるインド準備銀行からライセンスを付与されている4つの信用情報会社が、信用スコア(クレ…

モバイルデータで融資機会を 南アフリカ発「JUMO」の仕組み

先日はケニア発の融資サービス「Tala」をご紹介したが、今回は同じくアフリカにおける融資領域の課題解決に挑む「JUMO」というスタートアップをご紹介しよう。 JUMO は、アフリカ8カ国に加えて、昨年ゴールドマン・サックスからの多額の資金調達を経て南アジ…

「友達の信用スコアを与信審査に」Facebookの持つ特許について

Facebookの「友達」の信用スコアが自分の与信審査時に参照されるとしたら、あなたはどう思うだろうか? スコアの高そうな人と友達になろうとして、反対に、スコアの低そうな人は unfriend する人も出てくるのだろうか? 本記事では、そんなリスクも孕んでい…

ケニアで信用革命を起こした「Tala」の仕組みと創業ストーリー

世界では、約30億の人々が銀行口座を持たないために「信用がない」とされ、まともな金利でお金を借りることができない。 この課題に対して、「スマホデータ」という切り口で活路を見出したのが、「Tala」というサービスだ。 ケニアでサービスを開始し、既に1…

AIによる信用スコアリングが「バーチャルスラム」を生み出す危険性

「バーチャルスラム」という言葉を聞いたことがあるだろうか? バーチャルスラムは、「信用スコアなどで一度低い評価をされると、負のスパイラルに陥ってしまいそこから抜け出せなくなってしまう」ことを指して使われる言葉だ。 このバーチャルスラムという…

中国政府による社会信用システムと民間の信用スコアの違い

中国の社会信用システムと民間の信用スコアの違い 「中国の信用スコア」について議論する際に、「中国政府の社会信用システム」と「民間企業が運営する信用スコア」は混同されることが多々ある。 両者はたしかに似ている部分もあるが、区別して理解しておく…

中国シェアバイク「ofo」が独自の信用スコアシステムに移行した理由

中国シェアバイク最大手のofoが独自の信用スコアシステムへ移行した。芝麻信用との戦略的パートナーシップからの移行である。独自の信用スコアを構築するトレンドはくるのだろうか?mobikeやHellobikeの事例も交えて考察する。

芝麻信用とは?アリババグループ芝麻信用の信用スコアの全て

この記事は、2019年5月13日に更新しました。 中国アリババ系列のアントフィナンシャルの提供する信用スコアサービス「芝麻信用」は、今世界中で注目を集めている。 信用スコアについては、日本でも盛り上がりを見せてきている。 2019年中には、ヤフーやLINE…

FICO Score XD:クレジットヒストリーがない人向けの信用スコア

米国では、FICO社による「FICOスコア」というクレジットスコア(信用スコア)が主に利用されている。 ただ、その「FICOスコア」では、最低6ヶ月のクレジットヒストリーが必要なため、米国内では約4,500万人がスコアを保有できずにいた。 そのような中、FICO…

芝麻信用スコアの活用先まとめ デポジット免除など6つの活用パターン

中国アリババ系列アントフィナンシャル傘下の「芝麻信用」の信用スコアの活用パターンについて、6つのカテゴリーを例と共にご紹介する。信用スコアは、融資以外にもデポジット免除やビザの取得など様々なシーンで利用できる。各利用例を追っていこう。

信用スコアモニタリング Credit Karma の買収企業6社から見える成長戦略

本記事では、Credit Karma の買収企業の動向が面白いのでご紹介する。Credit Karma は、これまでに合計6社を買収しており、それぞれに明確な戦略が見え隠れしている。信用スコア関連の米国最大級ユニコーン Credit Karma について迫っていこう。

信用スコア監視のユニコーン企業 Credit Karma のビジネスモデルとプラットフォーム構想

Credit Karma は、信用スコア(クレジットスコア)のモニタリングサービスを提供するユニコーン企業だ。ユーザー数は8500万人を超え、売上も550億円を超えている。本記事では、Credit Karma の事業概要とビジネスモデル、プラットフォーム戦略について解説す…

「情報銀行」と「信用スコア」の関係性を整理する

「情報銀行」と「信用スコア」はどのような関係なのだろうか? このような疑問をお持ちの方も多いではないだろうか? 「情報銀行」と「信用スコア」は、共に2018年末よりニュースでも特集されるようになり、さらに共にパーソナルデータと関わりがあることか…

公平性を実現する信用スコアリングモデル「ZAML Fair」とは?

AIによる信用スコアリングにおいて、「公平性をいかに担保するか」は重要な問題だ。 そこに人種などによる差別化があってはならないとされている。 この問題に対して、信用スコアリングモデルの SaaS 提供を行っている ZestFinance では、「ZAML Fair」とい…