→ 三井住友カードは「Have a good Cashless.」というスローガンのもと、キャッシュレス決済を推進している。
その一環として、小栗旬さんが務める「お金について考える青年」を通して、お金についての本質を問いかけるCMを放映し、その内容に注目が集まっている。
19年3月となり、第二弾のCMも公開されたので、早速その内容をみていこう。
簡単に文字起こしをしてみた。青年は小栗旬さん、お巡りさんは石橋静河さんが演じている。
- 青年:小栗旬さん
- お巡りさん:石橋静河さん
青年「ちょっといいですか?お金の話なんですけど。財布を落としたんです。しかも、2つ同時に」
お巡りさん「大変だ」
青年「出てきたんです。」
お巡りさん「なんだ、よかった」
青年「でもあけたら、現金なくなっていて、、僕の財布、僕のお金がない」
お巡りさん「残念です」
青年「こっち?」
お巡りさん「そっちもですか?」
青年「増えてるんです」
お巡りさん「増えてる!?」
青年「僕のお金ってことでいいんですかね?」
お巡りさん「えっと、、ダメでしょ」
青年「どうして?」
お巡りさん「どうしてって、、」
青年「今僕の財布に入っているのに?」
お巡りさん「うーん」
青年「自分のお金って誰がどう証明するものなんでしょうか?ずいぶん奇妙なものを信じていません?ぼくたち。お金ってなんなんだろう…?」
お巡りさん「なんなんでしょう」
自分のお金は誰がどう証明するのか?
小栗旬さん演じる青年は、前回と同じく、お金の本質について問うている。
今回は、「自分のお金って誰がどう証明するものなんでしょうか?」という問い。
一般的に、道端に落ちているお金を拾って自分のものにしてしまうことは「遺失物横領罪」という犯罪に当てはまる。
しかし、今回のように、落とした財布にお金が増えて戻ってきたら、それはどう扱うべきなのだろうか?そもそも、「増えた」という事象の証明も難しそうだ。
このような時に、「キャッシュレスだったらどうなるか」を考えてみると分かりやすい。
キャッシュレス社会になった場合には、「お財布=ウォレット」はスマホ等で管理され、ユーザーに紐付いており、利用がされた場合にはその履歴がログとして残るようになっている。
もし、スマホをなくしてしまった場合にも、適切なセキュリティ対策をしていれば、そのウォレット内のお金は盗まれることがない。
キャッシュレスが一概によいというわけではないし、別のリスクが生じるという意見ももちろんある。
しかし、このようなCMをきっかけに、キャッシュレス社会について考えてみるのはよいことだろう。
第一弾についてはこちら
第一弾のCMについてはこちらの記事からどうぞ。 www.dappsway.com