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WeChatミニプログラム最新ランキングTOP5!キャプチャ付き解説

WeChat ミニプログラム2018年11月ランキング
昨日、アリペイやWeChatで一大トレンドとなっている「ミニプログラム」について記事で紹介をしたところ、予想以上に反響が大きかったため、本日はWeChatミニプログラムの最新ランキングからTOP5を紹介していこう。

2018年初頭にはミニゲームがTOP100のうち4割を占めることになっていたというが、2018年11月時点のランキングではどうなっているのか、気になるところだ。

こちらが「ミニプログラム」についての概要を解説した記事だ。まだ読んでいない方はぜひこちらからチェックしてみてほしい。 www.dappsway.com

最新ランキング上位5にランクインしたのは?

こちらが、2018年11月の WeChat ミニプログラムランキングTOP5だ。1位を10,000とした指数の降順となっている。

WeChat ミニプログラム2018年11月ランキング
WeChat ミニプログラム2018年11月ランキング

これだけでは、大体の人はよく分からないと思うので、それぞれについて解説していこう。

1位:同程旅游-订机票火车票酒店门票

同程旅游-订机票火车票酒店门票
同程旅游-订机票火车票酒店门票ミニプログラムキャプチャ

第1位に輝いたのは、「同程旅游-订机票火车票酒店门票」というホテルや列車、観光地のチケットの予約購入できる旅行プラットフォームサービスだ。

いわゆるOTA(Online Travel Agent)領域のサービスで、中国国内では屈指のサービスとなっている。

元アリババの社員が立ち上げたサービスだが、テンセント資本が入っており、WeChat エコシステムの一員としての一面もある。

ミニプログラムを利用することで、WeChat Pay を利用して簡単に旅行関連の予約できる便利なサービスだ。

ちなみに、ミニプログラム名にある「酒店」は酒屋さんではなくホテルの意味。

2位:併多多

併多多
併多多ミニプログラムキャプチャ
第2位は、併多多(Pinduoduo)という中国第三位のオンラインショッピングサービスだ。

中国では、淘宝(Taobao)、京東(JD.com)がオンラインショッピングのトッププレーヤーとして君臨しているが、直近急速に伸びてきているサービスがこの併多多(Pinduoduo)である。

併多多(Pinduoduo)は、2015年に設立された比較的新しいオンラインショッピングサービスだが、2016年にテンセントが資本投下をし、その莫大なユーザーグループを利用し急成長を遂げている

また、「0元買い」というユニークな共同購入モデルも導入し、テンセントの母体を活かしつつ新たなユーザー体験も生んでいるのがその成長を後押ししているのだろう。

3位:美团外卖

美团外卖
美团外卖ミニプログラムキャプチャ
第3位に輝いたのは、美团外卖というフードデリバリーサービスだ。

日本でも、 UberEATS や出前館などが徐々に広がりを見でているが、中国では配送料が安いこともあり、より日常的に使われるサービスとなっている。

そして、1位と2位と同じく、美团外卖もテンセント系列のサービスとなっている。美団グループでは、他にも中国版グルーポンや中国版食べログのようなサービスを展開しており、2018年9月には香港市場に上場も果たした大手テック企業である。

美团外卖の競合としては、アリババ系の「餓了么?(アーラマ)」というサービスがあり、ここでもアリババvsテンセントの構図は健在だ。

4位:京东购物

京东购物
京东购物ミニプログラムキャプチャ
第4位は、京东购物というオンラインショッピングサービスだ。

こちらはご存知の方も多いかもしれないが、EC領域において中国第2位につけている京東グループのサービスである。

オンラインショッピング系サービスが第2位と第4位に入ってきており、WeChat Pay を利用したシームレスなコマース体験や、チャットアプリで友達に共有をした導線からの購買といったユーザー体験が響いているのかもしれない。

5位:歩数宝

歩数宝
歩数宝ミニプログラムキャプチャ
こちらについては、あまり情報が出ていないのだが、おそらく歩数を計測しその歩数に応じて商品がもらえる仕組みのサービスだ。

日本でも、CokeON などのアプリが、歩数連携によりスタンプを付与することでユーザーエンゲージメントを高める取り組みをしておりアクティブなユーザー数を伸ばしているが、こちらのサービスも CokeON に類似した狙いなのだろうか。

第5位にランクインするということは中国国内で相当流行していることが予想されるので、今後もう少し深ぼってみたいところである。

ゲーム系はどこへ?

さて、ここまで全くゲームが出てこなったのが驚きである。

ミニプログラムは2018年1月に「跳一跳」というミニゲームの大流行により一挙にユーザー数を拡大し、その後もTOP100にゲーム系が40%を占める状態にまでなっていたからだ。

そんな「跳一跳」だが、実は6位にランクインをしていた。そして、TOP100でゲームのカテゴライズされるものは30も存在しており、TOP5には入らないが根強い人気があることも分かった。ゲーム系もまだまだ強い。

まとめ

本記事では、WeChat のミニプログラムの2018年11月時点のランキングTOP5について解説をしてきた。

各ミニプログラムの解説でも書いたように、1〜3位はテンセント系列(WeChatはテンセントのアプリ)となっており、テンセントエコシステムの強さを思い知ることになった。

また、「ミニプログラムだからどうということはなく、今までミニプログラム外でもユーザーを抱えていたサービスが順当に上位にいるのだな」という印象を持った。当たり前といえば当たり前のことなのだが。

次のステップとして、「ミニプログラムだからこそのサービス」について調べてみることで、そこから何か新たな知見や気付きが得られたらと思う。

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